写真スキャンサービスを低価格・高画質で提供！写真の解像度の解説

解像度の概要

ドットの密度を示すのが解像度です。データ化した写真を拡大して見てみると、たくさんのドットによって形作られていることがわかります。ドットが多ければ多いほど、粗のない綺麗な写真データになるのが基本です。そのため、解像度の高さはデータ化した写真のクオリティに影響を与えるといえます。

解像度を表す単位

解像度を表すためには、dpiという単位が使われます。この単位は「ドット・パー・インチ」の略であり、1インチ= 25.4mm内に何個のドットが入っているのかを示しています。例えば、500dpiなら1インチ= 25.4mmの中に500個のドットがあることになります。

解像度が低いとどのような仕上がりになる？

前述のとおり、解像度が低いということは1インチ= 25.4mm内にあるドットの数が少ないということになるため、写真をデータ化したときに粗が目立つようになります。解像度の低い写真データを見た人は、「画像がぼやけている」「画質が劣っている」という印象を受けることがほとんどです。そのため、低すぎる解像度には注意しましょう。

スキャンに適した解像度

チェックしておきたい項目の一つが、解像度の数値です。あらかじめ数値を確認することで、データ化した際にどの程度の仕上がりになるのかイメージしやすくなります。スキャンに適した数値は目的によって異なるため、どのようにデータ化するのか考えながら決めることが大切です。

・サイズを変えずにスキャンする場合

サイズ変更を伴わないスキャンを依頼するなら、300dpiが目安になります。例えば、L版の写真をL版のままスキャンするのであれば、300dpiあれば問題ありません。また、パソコンやHD規格のテレビなどで、データ化した写真を見ることを目的としている場合も300dpiが基準になります。

・サイズを拡大してスキャンする場合

元の写真を拡大してスキャンをする場合は、600dpiが目安になります。サイズを拡大するとドットの粗さが目立つようになるので、数値が基準値以下だと「画質が落ちた」と感じる可能性が高いです。

サイズを拡大してデータ化する事例としては、フォトブックの製作が挙げられます。また、大きなスクリーンやフルHDテレビに映すことを目的として写真をスキャンする際も、サイズの拡大が欠かせません。画質が低いとフォトブックに仕立てたり、大きな画面に写したりしたときに粗い部分が目立ち、クオリティが下がってしまうので注意が必要です。

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